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BB-SOTO ボストンバッグ ソト

​昔からの技法と新素材のマッチングが生み出した

NEW+CLASSICのハイブリッドモデル

​シンプルに しなやかに

「ソフィレス」と栃木レザーで作ったボストンバッグです。

ハンドルは負荷がかかるため、栃木レザーを使いしっかり作りました。

最初はレザーが固く感じると思いますが、使用を重ねていくと柔らかく、オーナーの方の手に馴染んでいきます。

​SOTO(ソト)とは?

​SO​ソフィレス

いつも総革で作る製品を少しでも軽量化するために、何か良い生地はないかと探し始めました。

ただし、「高級感は損ないたくない!」という思いがありまして、妥協せずテキスタイルを探しました。


そして出会ったのが、なんと高級自動車の内装に使われている合成皮革でした。

 

 それが、日産自動車が特許を開放している「ソフィレス」です。


高級自動車の内装用に開発されているので、本革ではないのに、高級感があり、本革は重みが出てしまいますがソフィレスは軽量でなおかつ耐久性が高い。

 

まさに求めていた素材でした。
 

​TO​栃木レザー

ソフィレスと合わせる素材として、KOYAMAの製品には欠かせない「栃木レザー」を組み合わせました。
TOは栃木レザーのTOです。そのまんまでスミマセン。
 

現在、レザーのなめしはほとんどが化学染料や化学薬品によって、色を付けたり、柔らかさを出したりしています。それをクロムなめしと言われる製法です。


栃木レザーはそんな中、天然由来の染料、樹脂などから抽出したなめし剤を使って「牛の皮」を鞄などに使われる「革」にしていきます。

​(なめし材として使われるミモザです。)

この植物タンニンなめしは、化学染料が1週間でなめしが完了するところを、1か月かけてなめし作業を行います。 

 

植物タンニンは化学染料に比べて、化学染料はペンキのようにすぐに革に色付けできますが、植物タンニンなめしはピット層にじっくり浸し革の中までじっくり浸透させています

栃木レザー 赤タグ

化学製品による環境破壊が表面化した今、この植物タンニンなめしは注目されている製法です。

 

この手間暇をかけて、丁寧にこなす姿勢が国内最高のタンナーと言われる所以かもしれません。

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